窓を替えると、
生活が変わります。
断熱性の高い窓へのリフォームに、国から補助金が出ます。
「先進的窓リノベ2026事業」を使えば、工事費の一部を国が負担してくれます。
窓を替えると何が変わるの?
部屋の寒さ・暑さの原因のほとんどは窓にあります。
エアコンを23℃に設定しても窓際が寒いのは、窓のガラス面が外気と同じくらい冷たくなっているからです。外気が0℃のとき、単板ガラスのアルミサッシの表面温度を計算すると約3℃しかありません。これではせっかく暖房をつけていても、冷蔵庫の扉を全開にして放置しているのと同じ状態です。
- 冷たい面がなくなるので
体への熱ストレスがなくなる - 室温との差が縮まるので
結露が出なくなる - 少ないエネルギーで
快適に過ごせる - 冷暖房の効きが良くなり
光熱費が下がる
この補助金の、本当のメリット。―いいまどJPの考え―
高断熱の窓に替えると、この表面温度が約18℃まで上がります。WHOは冬の室温として18℃以上を推奨しており、それを下回る環境では心疾患や呼吸器疾患のリスクが高まるとされています。窓は部屋の中で一番冷たい場所です。その窓が18℃を確保できているということは、部屋全体が命の安全温度帯にある。だから私たちは積極的に取り組みます。
制度の概要
| 補助上限 | 最大100万円/戸(住宅) |
|---|---|
| 予算総額 | 1,125億円(令和7年度補正予算) |
| 対象工事の着工日 | 2025年11月28日以降 |
| 申請受付開始(予定) | 2026年3月下旬〜 |
| 申請受付終了 | 予算がなくなり次第(遅くとも2026年12月末) |
| 最低申請額 | 5万円以上(複数箇所の合算可) |
| 申請手続き | 工事をお願いした業者が代行します。ご自身で窓口に行く必要はありません |
遅くとも夏までには動き始めることをおすすめします。
どんな工事が対象になるの?
内窓をつける
今ある窓の内側にもう1枚窓を取り付けます。壁を壊さず、1箇所あたり半日ほどで完了。マンションでもできます。
※2026年からSグレード以上が必須。Aグレードは対象外。
窓をまるごと交換する
(カバー工法)
今の窓枠の上から新しい窓枠をかぶせて交換します。壁を壊さずに外窓ごと替えられます。
窓をまるごと交換する
(ハツリ工法)
窓枠ごと取り外して新しい窓に替えます。最も断熱性能を高めやすい方法です。
ガラスだけを替える
今のサッシはそのままに、ガラスだけを高断熱のものに替えます。ただし今のサッシがアルミ製の場合は補助対象外になります(後述)。
窓の工事と同じ契約・同じタイミングで高断熱のドアに替える場合も補助対象です。
この補助金の効果 外気0℃・室温23℃の条件で計算した参考値です
窓の断熱性能はグレードで分かれていて、補助金の金額もグレードによって変わります。それぞれのグレードで窓の表面温度と体感温度がどう変わるか計算しました。
※体感温度(作用温度)は、空気の温度と周囲の壁・窓からの輻射熱を合わせた指標です。室内の熱環境を総合的に示します。
| 状態 | 窓の表面温度 | 室温との差 | 体感温度 |
|---|---|---|---|
| 改修なし(単板アルミ) | 約3℃ | 20℃差 | 約20℃ |
| Aグレード(外窓交換) Uw1.9以下 | 約17℃ | 6℃差 | 約22℃ |
| Sグレード Uw1.5以下 | 約18℃ | 5℃差 | 約22℃ |
| SSグレード Uw1.1以下 | 約19℃ | 4℃差 | 約22℃ |
SグレードとSSグレード、どちらを選ぶ?―いいまどJPの考え―
2010年以前に建てられた戸建てにお住まいの方へ
2010年ごろまでは、断熱に関する基準(H11年断熱基準)が十分に浸透していませんでした。その時期に建てられた家は、H11年断熱基準を満たしていない可能性が高く、壁の断熱性能が低いケースが多くあります。
そのような家では、窓をSSグレードにすることで、断熱性能の高い家でSグレードを選んだときとほぼ同じ体感温度(約22℃)を実現できることが計算で確認できています。壁の断熱が足りない分を、窓のグレードで補う考え方です。
H11年断熱基準をクリアしている家であれば、SとSSの体感温度の差は0.2℃程度です。多くの方にとってはSグレードが費用と効果のバランスの良い選択です。SSグレードはSより補助金が多いため、製品の価格差を考えながら業者と相談して決めましょう。
補助金額一覧
内窓設置(戸建住宅)
| 窓のサイズ | Sグレード Uw1.5以下 | SSグレード Uw1.1以下 |
|---|---|---|
| 小(0.2〜1.6㎡未満) | 22,000円 | 36,000円 |
| 中(1.6〜2.8㎡未満) | 34,000円 | 58,000円 |
| 大(2.8〜4.0㎡未満) | 52,000円 | 89,000円 |
| 特大(4.0㎡以上) | 76,000円 | 140,000円 |
※内窓設置ではAグレードは2026年から対象外です。
外窓交換・カバー工法(戸建住宅)
| 窓のサイズ | Aグレード Uw1.9以下 | Sグレード Uw1.5以下 | SSグレード Uw1.1以下 |
|---|---|---|---|
| 小 | 40,000円 | 51,000円 | 72,000円 |
| 中 | 63,000円 | 80,000円 | 112,000円 |
| 大 | 93,000円 | 119,000円 | 166,000円 |
| 特大 | 136,000円 | 174,000円 | 239,000円 |
ガラス交換(戸建住宅)
| 窓のサイズ | Aグレード | Sグレード | SSグレード |
|---|---|---|---|
| 小 | 8,000円 | 14,000円 | 20,000円 |
| 中 | 13,000円 | 22,000円 | 32,000円 |
| 大 | 19,000円 | 33,000円 | 48,000円 |
※ガラス交換は1枚あたりの金額です。引違い窓2枚建ては2枚分が対象。
※集合住宅(中高層)は別の補助額が設定されています(後述)。
※上記は公式情報をもとにした参考値です。詳しくは担当業者にご確認ください。
「ガラス交換」を選ぶ前に知っておきたいこと
「ガラス交換」には2種類あります。ひとつは今ある外窓のガラスだけを替える工事、もうひとつは内窓を取り付ける際に使うガラスを選ぶ工事です。この2つは仕組みが異なり、補助対象になるかどうかの条件も変わります。
補助対象になるには窓全体の断熱性能(U値)が1.9以下である必要があります。このU値はガラスとサッシを合わせた性能で決まります。
今の窓がアルミサッシの場合
アルミのフレームは断熱性能がとても低いため、どんなに高性能なガラスに替えても窓全体でU値1.9を下回ることができません。
外窓交換か内窓設置を選んでください。
今の窓がアルミ樹脂複合サッシの場合
フレームの断熱性能が高いため、高性能ガラスへの交換でSグレードを達成できます。
下の参考表をご覧ください。
アルミ樹脂複合サッシ+真空ガラス交換の参考値
| ガラス製品 | ガラスU値 | サッシとの組み合わせ窓U値 | グレード |
|---|---|---|---|
| スーパースペーシア(日本板硝子) | 0.65 | 1.30 | Sグレード |
| FINEO49(AGC) | 0.49 | 1.18 | Sグレード |
樹脂フレーム内窓+真空ガラスでSSグレードも狙えます
| ガラス製品 | ガラスU値 | 樹脂内窓との組み合わせ窓U値 | グレード |
|---|---|---|---|
| スーパースペーシア(日本板硝子) | 0.65 | 1.06 | SSグレード |
| FINEO49(AGC) | 0.49 | 0.94 | SSグレード |
マンションにお住まいの方へ
窓だけが外気に接している。だから窓を替えれば確実に変わります。
マンションの中住戸は、天井・床・左右の壁が隣のお部屋に守られています。外の冷たさが直接入ってくるのは窓だけです。窓を替えたときの効果が、そのままお部屋の改善として現れます。
マンションでできる工事は内窓設置が基本です。
外窓・サッシはマンションの共用部分のため、各住戸での交換は管理規約上原則できません。内窓は自分の部屋の中への取り付けなので、管理組合の許可なく工事できます。
マンションは補助額が戸建てより高く設定されています。
先進的窓リノベ2026では、中高層の集合住宅は補助額が戸建てより高い設定です。
内窓設置(中高層集合住宅)
| 窓のサイズ | Sグレード Uw1.5以下 | SSグレード Uw1.1以下 |
|---|---|---|
| 小(0.2〜1.6㎡未満) | 24,000円 | 40,000円 |
| 中(1.6〜2.8㎡未満) | 37,000円 | 64,000円 |
| 大(2.8〜4.0㎡未満) | 57,000円 | 98,000円 |
| 特大(4.0㎡以上) | 83,000円 | 152,000円 |
マンションでの体感温度の変化(外気0℃・室温23℃の計算値)
コンクリート150mm+発泡ウレタン30mmの標準的な外壁条件での計算です。
| 窓の状態 | 窓の表面温度 | 体感温度 |
|---|---|---|
| 改修なし(単板アルミ) | 約3℃ | 約20℃ |
| Sグレード内窓 | 約18℃ | 約22℃ |
| SSグレード内窓 | 約19℃ | 約22℃ |
この体感温度の改善は、壁を一切工事することなく、
窓だけで生まれています。
窓の表面温度が3℃から18℃に上がることで、結露の出る条件そのものがなくなります。窓際の壁紙の黒ずみや、毎朝の結露拭きから解放されます。
省エネ性能の高い住宅は不動産市場での評価が上がっています。内窓設置は短い工期で断熱性能を上げられる改修として、売却・住み替えを見据えた資産向上の手段にもなります。
手続きの流れ
まずご相談・お見積もり
補助金登録業者に連絡して、窓の状態を見てもらいながら補助金を使ったプランを出してもらいます。複数社に相談することをおすすめします。
工事の契約・着工
2025年11月28日以降に着工した工事が対象です。契約日ではなく工事を始めた日が基準です。
業者が申請を代行(2026年3月下旬〜)
書類の準備から申請まで、すべて業者が代わりに行います。お客様自身が窓口に行く必要はありません。
補助金が還元される
多くの場合、工事費からの値引きという形でその場で還元されます。交付は2027年3月ごろの予定です。
他の補助制度と組み合わせて使えます
この事業は「住宅省エネ2026キャンペーン」の一部で、以下と組み合わせることができます。同じ窓への二重申請はできませんが、工事箇所が違えば併用可能です。
みらいエコ住宅2026事業
断熱・設備・バリアフリーなど幅広い工事が対象。窓と組み合わせることでより多くの補助を受けられます。
給湯省エネ2026事業
エコキュートなど高効率給湯器の交換で最大21万円。窓リノベと同時に申請できます。
自治体の補助金
お住まいの都道府県・市区町村の独自制度と原則併用可能です。
よくある質問
あなたの家に合った窓リノベを、
一緒に考えさせてください
「どの工事がいいかわからない」「補助金をうまく使いたい」。私たちは、お住まいの窓の状態・築年数・断熱の状況をお聞きしながら、今回ご紹介したような計算をもとに最適なプランをご提案します。
無料相談・お見積もりはこちらFOR APARTMENT RESIDENTS
内窓1枚から始める、
マンションの快適リフォーム
「毎年冬になると結露とカビに悩まされる」「窓際が寒くてリビングを使いきれていない」「住み替えの前に少しでも価値を上げたい」。マンションは内窓設置だけで、窓まわりの問題のほとんどが解決します。工期も短く、補助金も使えます。
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