都内マンションK邸 最初は騒音のご相談だったが、、、

最初は騒音のご相談だったが、、、

都内住宅地のマンションにお住いのKさんからのご相談は、車の騒音対策でした。「思いのほか交通量が多く、とにかくうるさくて。そのうち慣れるかなって思ってたんですが、、、」緩やかな坂道の交差点に位置し、窓の直下の道は大通りに抜けるバス通りだったこともあり、車の音を軽減したいとのことでご相談を頂きました。気密が高いマンションは内窓を設置し二重窓にすることで防音性能は高まるので防音対策になることを知ってご相談を頂きました。(断熱改修工事と防音工事は重なる部分があり、弊社では防音工事のご相談も頂きます。)

 

所見:

音を騒音計で計測したところ予想していたよりも大きいとは言えず、音を録音して周波数解析をすることとしました。ただ私はそれ以上に気になることがあり、「おそらく夏、我慢ができないほど暑くなりますよ。」と私はお話をしました。南南西-西にルーフバルコニーがあり、コンクリートの照り返し(放射熱)が酷くなるはずだと判断しました。南面に庇の代わりをしてくれるものがないので「リビングは10時ころから日没まで悩ましいことになります。特に14時からはひどく冷房は効かないくらいになると思います。」と自分の意見を述べました。

Kさんにお会いしたのは春。当然お見積はすぐに提出をし、お返事が頂けてなかったので、ご縁がなかったのだと諦めていました。

 

数か月が過ぎて暑さも厳しくなりかけた頃、電子メールを頂戴しました。「午後3時を過ぎると、テラス窓のガラスはさわれないほど熱い。」「ソファーも焼けるほど熱い。」さらに「バルコニーから反射する熱が室内に入り込んで蒸し風呂の暑さです。」私はルーフバルコニーによしずを建て掛けること。ブラインドを下ろすこと。夜になってもるバルコニーから熱を感じるようであれば窓は開けないこと。以上をお返事しました。私はてっきりすでに内窓を他業者様で工事されたと思い込んでいましたので、それ以上はあえて触れませんでしたが、「まだ窓の工事はしていないので工事をして欲しい。」とご依頼を頂きました。

 

工事内容

マンションですのでできる事はかなり限られます。騒音対策も兼ねるのでガラス交換ではなく、内窓を設置することとしました。内窓にはめ込むガラスは日射熱対策型のLow-Eペアガラスで尚且つペアガラスの内、一枚のガラスはわざと厚くしました。これは異厚にすることで防音効果を高めるためでした。

お客様の感想

「晴れていれば、真冬でも日が陰るまでつけませんでした。」とは奥さん。20畳のリビングダイニングに2台あった12畳用エアコンは一台の運転で真夏も真冬も快適な温度を維持できるとご主人からお話を聞かせていただきました。騒音については、だいぶ小さくなり、確かにバイクの音は聞こえるけれど気にするほどではなく、「寝られています。」と奥様からお話を頂きました。